このサイトにたどり着いた方なら知っている人も多いと思いますが、いのちの電話は自殺を食い止める目的でほとんどの場合ボランティアが対応しているサービスです。
この一見すごくありがたいサービスなんですが、つながらない、電話をしたがそっけない態度でかえって傷ついたなど様々な問題を抱えているようです。
いかに素晴らしい大義があろうと機能しないサービスに意味があるのでしょうか?
いのちの電話で救われた人は多いかもしれません。
ただ反面、うつや、引きこもりの方の精神状態を想像すると次のような現象を想像してしまいます。
まず、電話自体ハードルが高いので、そうそうかけません。
多くの人は自分が本当に追いつめられたときのために番号を控えているんではないでしょうか?
そうして、しんどくて堪らなくなったときに意を決して電話をかける。
その結果、タイトルにもあるように大体が一回ではつながらないようです。
普通のメンタルなら2.3回かけてみるでしょう。
でも精神的にまいっている人ならどうでしょうか?
一回かけてつながらなかったら、、
それで気力がついえてしまうかもしれません。
ネガティブな思考の場合、やはり死ぬしかないのだ、と決断する要因になりかねません。
自殺を食い止めるためのサービスのはずが、自殺を決断させるならとても悲しいことです。
ある人の投稿によると240回かけてようやくつながったという記事を見ました。
これは問題だと思います。
また、この投稿を見て240回かけれるなら大丈夫だろう とか
そこまでして自殺を止めてほしい なら自殺する気がない など
という意見も多いですが、
逆に言ううと止めてほしいという気持ちが根底にあるうちでないと助けることはできないというのが本当のところだと思います。
その段階をすぎると誰にも相談しないで、ひたすら死ぬことばかりを考えてしまいます。
死ぬというより、消えてなくなりたいとかそういった感覚に近いのだと思います。