私は、
更年期障害というようなものとは無縁で生きていくのではというくらい、
明るく活発なほうでした。
三十歳の半ばを過ぎたとき、
疲れが取れなくて、
イライラすることが続き、
とうとう家事も育児もしたくないと思ってしまいました。
子どもが、
ママ、ママと寄ってくるのが、
うっとおしくなってきて、
このままでは子どもにまで手をかけてしまいそうだったので、
カウンセリングを受けることにしました。
ここの先生は、
本当に先生かというくらい、
気さくで、
私の気持ちを、
ゆっくりと吐き出せてくれました。
やれること、やれないこと。
やりたいこと、
やらなくてはいけないこと。
そして、
やってはいけないこと。
この五つに分けることで、
自分がどうしたいのか、
どう考えているのかを理解し、
一つ一つ丁寧にゆっくりでいいから、
着実にという言葉を信じてやっていくうちに、
少しずつですが、
やれることが増えました。
これからも、
やりたいことが出来るように、
進んでいければと思っています。