不登校、引きこもりの子どもを持つ親のつらさ

私は、つい二年前まで、

不登校、引きこもりの子どもを持つ親でした。

26年前に、大学で児童心理、臨床心理を専攻し、

当時はまだ、スクールカウンセラーという制度が

無かったころから、

不登校、引きこもりの専門カウンセラーとして、

いわば、その専門家という立場で、

仕事をしてきた私の子どもが、

中学校三年間、ほぼ行かない、不登校になりました。

それまでも、不登校、引きこもりの親のカウンセリングを担当してきたので、

親のつらさをまじまじと見聞きすることはあったけれど、

本当に、自分の子どもが不登校になったとき、

「本当の親のつらさ」を実感することになったのです。

ちょっとした会話で、どう答えたらいいのかつまってしまう。

「~ちゃん、学校どう?元気に行ってる?」

こんな会話など、ごく自然に日常では出ますが、

そんなものまで、本当のことを言おうか、ごまかして流そうか、

なんて、考えてしまったりします。

また、私の役割であった、毎日の学校への連絡ひとつとっても、、、

毎日毎日、

「今日はお休みさせてください」という

たった五秒ほどの電話をかけることさえ、

苦痛になる。

そして、一番の苦痛は、

「いつまで続くのか」という、

先の見えない暗黒との戦いでした。

うちの娘は、

一年二か月の間、私たち親が起きている間には

まったく部屋から出てこないで、

寝静まってから、

キッチンに来て、食べたり、飲んだりする。

学校だけだったら、

行かなくてもいいや、と思ってみたり、

こんな生活をしていたら、

将来がどうなるのだろうと、頭を抱えてみたり。

先が見えない苦しみは、とてつもないものだったのです。

専門家という立場で、

親御さんの相談を受けてきた身として、

プロとして、

情けなかったり。

他人のお子さんなら、

こうした方がいいということも、

自分の娘だと、感情が入って、

なかなかうまくいかないことも多くありました。

ただ、唯一プロとして知識経験があったことが

良かったと思えたのは、

一度決めた「絶対に感情で怒鳴らない」

ということが、

解消に向かうまでの四年間、

貫き通すことが出来たことです。

「一度は思いっきりぶつかって、本音を言い合うこと」が必要なので、

娘が二年生の一月、

お互いに叫びながら、言い合った時だけに

とどめることが出来たのは、

知識経験が活きた奇跡でした。

今では、高校にも通信ですが

休まず取り組み、

週に一度のバイトにも行けるようになり、

大学進学したいとも言い出してくれました。

現在は、

リビングでたわいもない会話や、

テレビを見たり、一緒にゲームをやったりしていると、

なんだか普通すぎて、おしりがもぞもぞ、浮くような感じがしています。

誰にも相談できなかったり、

自分の子育てしてきたやり方が間違ってたのかと、自戒したり、

心の迷いや、整理のつけ方がわからなかったとしたら、

もっと苦しんだだろうと思います。

今、あの五年間を振り返って、

本当に思うことは、

「諦めなければ、必ず良い結果が待っている」ということ。

でも、こんなこと、きれいごとに感じたりしたのも事実です。

オンラインカウンセリング広場あ☆らいぶのカウンセラーは、

実際に自身が経験したり、

困難なケースを担当したりと、

知識経験の豊富な方ばかりです。

もし、今あなたがお子さんのことで、

苦しんでいるなら、

是非、一度私たちに声を掛けてください。

「助けてほしい」

その一言が、

きっとあなたを救ってくれることでしょう。

オンラインカウンセリング広場あ☆らいぶ
統括本部長 蓮 頼親